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出た!大ボケ第2弾

時間ぎりぎりまで粘ったが、残念ながら鳩間島でのQSOは成らなかった。
西表島に戻り、夕暮れ時のオープンに備え、対面に鳩間島を臨む中野浜にQRVする。水面は湖面以上に穏やかだ。

770kaiの脇で砂浜にぺたりと座り込み、投げ出した足で水をちゃぷちゃぷとさせながら、ワッチしてみる。5Chでは、違法のかぶりがちょろちょろと入感している。コンディションはそれほど悪くはないようだが、770kaiから放たれるCQに応答してくる局はない。ようやく18時を回ったところで三重県四日市港のミエAC130局よりコールが返ってくる。

韓国語のQRMも強くなってきた。いよいよか、と87Rでの水際ならぬ水の中作戦に切り替えようと87Rの送信を何気にチェックしてみると、8Chワッチ中の770kaiにはかすかに周波数がはずれた信号が乗っかってくるだけだ。・・・んな馬鹿な、と他のチャンネルにあわせてチェックしても同じだ。これは87Rイカレタかと血の気が引く。
余り悠長なことは言ってられないので、770kaiでワッチを続行しながら考えてみるが、どうもおかしい。よ~~く、770kaiをみてみると・・・・・何と1Chへの強制QSYスイッチが倒れている!これぞ大ボケ第2弾、これではいくらチャンネルセレクターが8でも、87Rの8Ch送信波が乗るはずがない!・・・とすると、さっきのミエAC130局は当局の1ChでのCQに応答してきたことになる。待てよ~、と朝撮った写真をチェックしてみると、なんと朝一から770kaiはスイッチが倒れたままだ(爆。ということは、朝一のQSOで、サイタマHK123/2局、ミエAC130局は、やはり当局が知らずに出していた1ChのCQをピックアップし、応答してきたことになる・・・・恐るべしHK123局&AC130局!!




とりあえず87Rの故障でないことにホッとしながら、今日一日運用に問題なかったか振り返ってみる。コンディションが上がり始めてからは87Rでの水の中作戦、鳩間島でも、短い間隔で定期的に87Rでのワッチ&CQを行っていたので、特に問題はないだろう。これで、朝一番の韓国語の汚い電波のなぞが解けた。全チャンネルにかぶっていたのではなく、単にどのチャンネルを回しても1Chを受信していただけの話だ(笑。(因みに大ボケ第一弾は、今年のGW一斉OADである。)

気を取り直して、87RでCQを出してみると、アイチHZ76局とつながる。やはり故障でないということで安堵するが、コンディションはかなり弱弱しい。真っ暗になって、さっきまでその近くにいた鳩間島の灯台も、一層輝きを増している。その後もQRVを続けるが、昨日とは違い、今日の夕方運用は2局だけで終わる。


冷凍パイン
鳩間島から戻り、車のクーラーと冷凍パイナップルで頭を冷やす



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(QSO局は最終ページにまとめて掲載しています。)


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2011沖縄