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  東海770DX@ワンジョビーチ




東海770DX 


 東海770DXは、今年3月にDD23局が新技適を通されたもので、同局がこれまでに新技適を取得された中ではもっとも新しいリグだ。ベースはICB-770。これまで同局が新技適を取得された、ICB-R5改やアンテナチューナー付きの「CBにゃん」などと違い、本機は一見しただけでは通常の770と区別はつかない。その改造過程は同局のブログに詳しいが、回路上の改造以外にも、部品の一つ一つまで分解洗浄、パーツの交換を実施するなど、オリジナルの構成を生かしつつも中身的にはかなりの別物である。

東海770DXといえば、当局の印象に強烈に残っているのは、今年の春オンである。福島県鮫川村の朝日山(標高797m)で運用していた時のこと、富士山の2合目からDD23局の信号が51で明瞭に入感してくる。朝日山は、標高はある程度あるものの、地上高のないロケなので普通ならあり得ないことだ。当局の方からは、筑波山の中腹まで飛ばすのがやっとで、当然DD23局にはかすりもしない(笑。もっとも、この時使用されていたリグが東海770DXであることを知ったのは後日になってからである。

770DXに付いている機能は、何か目新しいものがあるわけではない。前述のとおり、見た目は普通のICB-770だ。通常の770との違いは、①スケルチが逆スケルチ専用になっており、つまみでその感度を調整できるようになっている、②電源スイッチをLIGHT側に倒すと、照明点灯と同時に、ノイズブランカーが動作する、③CH1への強制スイッチは、倒すと、27,005KHzの違法CBが聞ける、という程度だ。最近流行りの、帯域可変フィルターやRITは装備していない。

本機に対するDD23局の改造コンセプトは、機能をいろいろと付加するよりも、基本性能に拘るということのようで、アンテナとの整合方法や、送信系について、アンプやトランスを含めた変調のかけ方に相当注力しているらしい。

7月2日金曜日7時、まずは、ワンジョビーチで、さっそく試運用開始だ。島に到着した昨日の夕方は雨で 770DXは出せずじまいだった。

ワンジョビーチは島の北辺の海岸にある、沖永良部島でも有数のビーチだ。本当ならもっと水の色や、白浜が美しいのかもしれないが、今日も雨が落ちてきそうな空模様である。水面もあまり色がない。

朝早いせいか、各Ch合法の入感はなく静かだ。一方1Ch強制スイッチを倒して、違法をチェックしてみると、各局だみ声が分厚く入感してくる(笑。Sメーターはほぼ振り切ったままだ。違法を聞く限りはコンディションは絶好調だが、どうも聞いていると本州は大雨のようで、「ふるさと静岡け~ん」、の由比モービルも土砂降りで前が見えないくらいらしい。合法が全く聞こえてこないのは、この雨が一因か?


 晴れた日のワンジョビーチ(7月4日撮影)





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