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  俺は待ってるぜ(笑




reef 


 「リーフ」といえば・・・日産ではない。リーフといえば、石原裕次郎さん、北原三枝さん主演の『俺は待ってるぜ』(1957年、日活)だ(笑。

横浜の岸壁近くに建つレストラン「リーフ」。夜、店を終えた裕次郎さん演ずる島木は、近くの波止場で、北原三枝さん演ずる早枝子に出会う。早枝子は、冷たい雨に濡れたままの姿で、憂い顔で海をじっと見つめて思いつめている。島木は彼女を気遣い、自分が経営するリーフに連れ帰り、コートを乾かし、あたたかいスープをふるまう。

二人だけの店内。ようやく少しだけ心を開いた早枝子は、「人を殺めてしまったかもしれない」と打ち明ける・・・。
蔵原惟繕監督の第一回監督作品で、最初の20分くらいの映像のカメラワークは、当局のお気に入りの部分だ(笑。

北原三枝さんはその後、日活のトップ女優の座を捨て、裕次郎さんと結婚される。(現、石原まき子さん)今年2月の終わりごろに書いていた当サイトの「日立 GT-20?」で、お二人主演の『錆びたナイフ』に触れていたわけだが、その後、たまたま4月の中頃には、まき子夫人の裕次郎さんとの結婚後の生活を題材にした『裕さんの女房』というドラマがNHKで放映されていたので、ご覧になられた方もいるかもしれない。まき子夫人を演じたのは松下奈緒さん、現実世界では裕次郎さんの甥っ子にあたる石原良純さんも、裕次郎の兄の石原慎太郎役(つまり自分の父親役)で出演していたりもした。




石原裕次郎さんといえば、おそらく、再放送も含めて50代以上の年齢の方になじみが深いのは、テレビドラマ「太陽にほえろ!」と「西部警察」だろう。そういえば、迷友(笑)某アイチAE126局は、西部警察の大ファンだった(笑。「太陽にほえろ!」は、最初は別のタイトルだったらしいが、裕次郎さんが一番最初に出演された映画『太陽の季節』の縁起をかついで、「太陽にほえろ!」に変更したらしい。(上記『裕さんの女房』の中の話)

沖永良部島は、どちらかというと、東西に延びた島なので、東岸から西岸にかけての南半分は基本的には無線のロケとしては使うことはない。本州方向が陸地になるからだ。とはいえ、北に面したロケばかり使っていたのでは、折角沖永良部島まで来たのに、南半分の景色を微塵も見ることもなく立ち去ることになってしまう。一度は、島を一周してみるべく車でゆるりと海沿いに南側を回ってみる。島の南半分(南西側)は、行政的には知名町である。

「reef」は基本的には岩礁の意味だ。知名町にある、ここ喫茶「リーフ」のある崖下には、文字通り岩礁が広がる。高さがある崖上に建つこの店には、テラス席もあるのだが、店内からですら美しい海外線が窓一杯に広がっている。それ以外にとりたてて何か特色があるというわけでもないのだが、癒されるという意味では、それだけで十分のように思われる。運用の合間に、束の間息を抜くにはぴったりの場所だ。今日はあたたかいスープではなく、チーズケーキとアイスコーヒーのセットで、心を少しだけ開放してみよう。







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