2024飛島 |
【鼻戸崎展望台への道】
道、そしてスポット |
飛島といえば、VHFや、八木・宇田アンテナの歴史、宇田博士の足跡などを記した読み物には必ず出てくるので、無線界にいる人は名前だけは見聞きしたことがある人が多いはずだ。
1932年7月、宇田博士は、この飛島と酒田間で、VHFによる同時通話式の無線電話の通信実験を行っている。酒田側では公衆電話回線にも接続し、離島⇔本土間の一般通信回線としてVHF無線を使用することの確認も行っている。試験結果は良好で、翌年には日本で初めて、この飛島‐酒田間で電話回線としてVHF無線が実用化されている。
島には、実際に回線に使用されていた?中心部の丘の上や、フェリーターミナルの横にも、その記念碑が建っている。この島で、もう一度VHFの歴史を読み返してみるのもよいのかもしれない。
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