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 SV2024八丈島



  【海が・・・見える。Ⅱ】




確率10%の罠


 7/26日金曜日、朝4時前からスマホの画面の前に釘付けになって、5分おきに青ヶ島行きの船の運航予定をチェックする。公式には7時の告知をもって、その日の運航は〇か×かが決まるが、実際には6時前に告知される場合が多いのだ。(実際には、出航する場合でも、常に条件付き運航となるので、朝、HP上にUPされるのは〇ではなく★印ですが。)

期待もむなしく、結局今日は「海況不良」でダメだ。天気はすばらしくいいんですが!(笑。海も全く穏やかだと思うんですが!!(笑。まあ、文句を言っても始まらない。

27日土曜日、朝4時前からスマホの画面の前に釘付けになって、5分おきに青ヶ島行きの船の運航予定をチェックする。ただ、今日に関しては、〇なのか×なのかHP上になかなかUPされてこない。不安が兆しつわる。しかし、今日のところはなんとか運行しようと、ひょっとしたら判断する側も悩んでいるんじゃないか・・・期待を込めて、不安を火消しにかかる(笑。

毎朝、受験生の合格発表の気分だが、結局掲示されたのは6時を過ぎてからだ。なんと、結果的に掲示された言葉は昨日と全く同じ、「欠航」だ。むむ~。どう見ても解せない。昨日より更に風もなく、天気もいいんですが!!

2日続けて思いっきりアウト!!・・・ということで、トラップ確率僅か10%の罠にはまったことになる。残念。

  7/27日(土)の、青ヶ島⇒八丈島便(折り返し便)
  の運行予定案内の表示画面。
  まだ5時なので、運航の判断は表示されていない。
青ヶ島への欠航が決まって港外で停泊中の
くろしお丸。今日も天気は晴れ、海も穏やかですが!
向こうには、今日も橘丸が東京からやってきた。 




これで方針転換せざるを得ない。SV本番は八丈富士からの運用に切り替えだ。そうは言っても、青ヶ島の宿や、車のキャンセル、八丈島での宿や車の手配など、即断即決のあわただしい作業が要求される。青ヶ島が「行くのが難しい」と言われるのは、このように船が出なかった場合の計画変更が難しいことも、付随的な要因として挙げられる。今回は、朝イチの速攻予約でたまたま空いていた街外れの宿が滑り込みセーフで取れたからよかったものの、この時期、いつもそういうわけにはいかないだろう。

青ヶ島の民宿のおばさんには、「明日行きます」、「明日行きます」と二日間言い続けて、結局オオカミ少年になってしまった。最終的にキャンセルを連絡したときに、おばさんから返ってきた言葉の迫力は忘れることはできない(笑。曰く、「そう簡単に来られる場所じゃないですよ!!」・・・この言葉には、さまざまな意味が込められているには違いない。


これで土曜日(八丈滞在3日目!!)も思いっきり時間ができてしまった格好だ。とりあえず、しずおかDD23局に連絡を入れてみると、それならばということで、いろいろロケのチェックをされたいようだ。

運用に出かける前、予定を掲示していたこともあり、ありがたいことに圧倒的な局数の・・・2局さんから(笑、『青ヶ島とのQSOを狙います』との表明を事前に頂いていた。しずおかDD23局とナガノNP152局である。今回は、青ヶ島移動はダメになったものの、次回??に備えてDD23局はいろいろと静岡側のロケを実験されたいようだ。



 宵から朝へ、南の島の時間は流れていった  






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