[7:00前、ふるさと海浜公園でQRVを開始する。707のアンテナの向こうに、今日移動する水納島が見える。]
空耳アワーズ
日曜日。今日は水納島での運用の日だ。ただし今日も5時前に起床、87Rを一丁持参して、性懲りもなく海に昇る朝日を拝みに行くことにする。ただし今日は島の東端、三ツ瀬公園からのご来光待ち伏せだ。
鑑賞を終え(笑、87Rでコンディションチェックしてみると、昨日とは違い、なにやら、かすかに誰かがしゃべっているような「空耳」が聞こえる。例の「空耳アワーズ」である。これが聞こえるときはコンディションが上昇してくる可能性が高い。急いで一旦宿に戻り、QRVポイントへ向かうことにする。
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今日は三ツ瀬公園で待ち伏せ。日が昇ると砂浜にも緩やかな日が差し始める。 |
予想は的中だ。ふるさと海浜公園に車を止めてすぐ、707のスイッチを入れたとたん、ミエAC129局やシガAC115局などのCQが入感してくる。まだ6:50分過ぎだ。薄いながらも、時にQSBで強さを増しながら、各局が入感し始める。ミエAC129局は沖縄ポイントなのか、しばらくするとひとりだけ強く、55まで上がってきた。ただ、それ以外の入感は総じて51程度だ。当局の波は1、2、3エリア近辺に落ちているようで、イバラギAB399局や、シズオカAB635局、ヒョウゴAB245局などから応答がある。Esのばらつきは大きく、「天竜川河口から」と言われるAB635局などはQSOの途中で41から53に上がったりする。
水納島から入感(笑
せっせとEsにいそしんでいると、突然携帯が59+で鳴り出す(笑。多良間島にいる当局に誰かが電話をかけてくるはずはない。今日船をチャーターしている水納島の宮国さんからだ。台風(低気圧)が発生したので、帰り(水納島からの戻り)の出発時間を15時に変更して欲しい、と言われる。当初の予定は17時だ。滞在が2時間短縮されることになるのは悔しいが、しかし当局もサラリーマン、島から戻れなくなって「歯車が狂う」と偉いことになるので、二つ返事でOKである。リスク管理が重要だ(笑。それにしても空は快晴、低気圧の影響など微塵も感じないのだが・・・。
8:00過ぎから、前泊港へQRVポイントを移す。水納島まで送ってくれる宮国さんとは前泊港で9:30頃の待ち合わせだが、フェリーターミナルまで含めると港が結構広いので、どこに着岸されるのかよくわからないからだ。とりあえず、見通しのいい岸壁に車を止めてQRV再開、8Chはコンディション上昇で誰が誰を呼んでいるのか分からないほどぐちゃぐちゃ状態だ。
聞いているとどうも本州では近距離Esも発生しているようだ。しかしこちらへの入感は全般に浅く、コールサイン確認にQRZを連発しなければならない場合がほとんどだ。更に向こうから呼んでくれる局に応答しても、応答が返ってこないといった行き違い状態が続く。聞こえるエリアは3、4、5エリアに移ってきた。ばらつきは相変わらずで、やまぐちLX16局とは最初は52の入感だが、2回目は54と強力だ。ただ、41程度の弱い局は徹底して弱い(笑。3エリアは特にQSBが激しい。えひめCA34局のCQなども入感してくるが、今日はいつものように「英語のえ、飛行機のひ、明治のめ・・・」などと一緒になってそらんじている余裕はない(笑。レポートをもらってQSOを終了しようとすると、「YK221局っ、レポートをレポートを!」と叫ばれている(笑。既にレポートは送っていたつもりだったが、送りなおしてようやくファイナルだ。
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チャーターとはいえ、漁船に毛の生えた程度かと思いきや、 水納島から迎えに来てくれた宮国さんの船は予想以上に大きかった(笑。 |
© Nagoya YK221
2013沖縄