今年も???

「何でこうなるの!?」というのは、昔流行った萩本欽一さんの決めせりふだ。
今年の沖縄運用は当初第3週(13日-17日)に予定していたのだが、海外出張が舞い込み、昨年同様日程変更せざるを得なくなった。移動を第2週に変更したところで、今度はこの週にも追うように海外出張が入り、おまけに最終週にももう一つ入るというおまけ付きだ。いつも沖縄運用は木曜日夕方出発、月曜夜帰着という、都合5日間を要するスケジュールだ。必ずどれかの出張に引っかかることになる。こうなるともう6月は沖縄に行ってはダメョ、と言われているようなものだが、こちらもそう簡単に引き下がるわけにはいかない(笑。幸い第2週の出張は6日(木曜日)夕方に日本に帰ってこられる予定なので、第二回目の出発日11日(火)までに沖縄運用をはめ込めれば、うまく行けることになる。というより6月に行こうとすれば、そこの日程しかないことになる。

果たしてこの事態に対するソリューションは???(笑:幸い19時過ぎに成田から那覇行きの便がある。木曜日の夕方NYから成田に戻り、スーツを脱ぎ捨て?変~身(笑、そのまま成田から那覇に直行だ。成田には予め移動用の荷物を送っておき、そこで一式チェンジする必要がある。帰りは月曜日の夕方まで多良間島運用なので、東京の自宅に戻るのは実質的に火曜日の午前様ということになるが、同じ火曜日に再び成田から中米カリブ方面へ出発できるよう準備しておけば良い。リスクはと言えば、帰りの国際線を含め飛行機がどこかで遅れれば、歯車がすべて狂い、計画がすべてパーになるということだ。まして、離島からの戻りが遅れて出張にでも出られなくなれば、「サラリーマンの風上にも置けないやつ」ということになってしまう(笑。

 空から見た多良間島(2008年撮影)

今年の運用場所、多良間島・水納島は、先島諸島にあり、宮古島と石垣島の中間に位置している。多良間島は楕円形で周囲20kmほど、一番高い場所が海抜34mというほとんどフラットな島である。アクセスするには宮古島でプロペラ機に乗り換えていく必要がある。水納島という名前の島は沖縄にはもうひとつあるが、それとはまったく別で、こちらは人口3人だけのほぼ無人島に近い島である。2年前、西表島からさらに人口50人ほどの鳩間島に渡り運用したが、今回も更なる離れ小島からのQSO狙いだ。

6月の第2週(第1週は1日しかないので、実質的には第1週)というのは当局の沖縄運用としては初トライである。梅雨前線はまだ下にあり、当地からのEsのピークとしては若干早いと思われる。また、例年の運用時と違いまだ梅雨明け前で、雨になりはしないかと天候も気になるところだ。両島とも海がきれいなのは言うまでもないが、はたしてこれらの美しい島々から500mWの電波でQSOなるのか?



大きな地図で見る


次ページ     


© Nagoya YK221


2013沖