みなくるビーチ横 (遠別町)
全身濡れネズミ? |
いったい、漁港がどれほど強力なのか、というのは個人的にはいつになっても尽きない疑問である。
土曜の朝は、遠別町の「みなくるビーチ」でQRV開始である。最初この名前を見たとき、とんでもないQSOができるミラクルビーチか!と一瞬舞い上がったのだが、よくみると「みなくる」だ。残念!
ビーチと言っても北海道のこの時期、まだ海水浴には早いし、みなくるのはもっと夏になってからだ。だいいちこんな時間に誰も来るはずはないのだが、一応誰にも迷惑がかからないよう、ビーチ横の海岸でのQRVである。本当は、もう少し水辺の砂浜に寄りたいのだが、さすがに今回の愛車、四駆のヤリスでも油断は禁物だ。
QSOはニイガタDH310局から始まるが、コンディションはいいのか悪いのか???少なくとも絶好調でないことは確かだが、悪いわけでもない。微妙なコンディションである。この水辺までの微妙な距離感が問題なのか?ここが漁港や埠頭だったらもっと、強く安定して聞こえるんだろうなぁ、と思うのである。
それでも近い割には?比較的7エリアが調子が良いようで、久々のQSOとなるイワテIW123局のお声も入感してくる。数は少ないながら、一応4、5エリアなど満遍なく飛んでくる。さらに、ここでも「どこでもドア」のB73/6局は56で飛んでくる。6エリアでは唯一のQSO局である。
しかし、どうも何か物足りない・・・。ガツンとこない、この微妙さ加減が気になるのだ。漁港に行ったらどうなるのか???・・・ミラクルは起きないみなくるビーチでの運用は切り上げて、天塩町にある天塩漁港まで移動してみる。
岸壁の、一歩踏み外したら海中真っ逆さまの際どい水際に突っ立って、とりあえず87Rを展開してみる。するといきなりSが跳ね上がるではないか(笑。ほとんどの局長さんが54、55以上で聞こえてくる。当局の信号もサイタマAB960局からいきなり59!が返ってくる。他の局長さんからも57や56が返ってくるので聞き間違いではないだろう。すぐに115の持久体制に切り替えだ。115でも相変わらず各局54~55で聞こえてくるが、115は帯域を適度に絞っているので、本来ならSはもう少し大きいはずだ。
当局の経験則上、リグの下側にも水面まで空間が必要で、しかも1/4λ程度の高さの時が一番強くなるような気がするのだが、もちろんそんなものは単なる気のせいだろう。浜辺は陸地より飛び受けが良くなるのはおそらく事実だが、さらに漁港や埠頭などの岸壁は砂浜の水辺以上に強くなる・・・というおそらく『間違いだらけのクルマ選び』ならぬ『間違いだらけの経験則』である(爆。電波は、水揚げされる魚が好きなだけかもしれないが???、単にコンディションが上がっただけの話である。
天塩漁港 |
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いつも漁港の運用ではそうだが、このポイントでも一歩誤ると完全に海の中、それぐらいぎりぎりのところを狙う必要がある(笑。落ちたらすぐに海中ドボンである。
それにしても、先日の徳之島運用の時から、どうも水面を上から眺めていると、「落ちたら滝つぼドボンで、全身濡れネズミですかね?」という、某KM117局のあの名セリフが、頭からこびりついて離れないのである。夜も眠れないので、思い余って、そのままグーグル検索をかけてみると、なんと一番トップにサイタマKM117局のブログ記事がヒットするではないか(笑。それだけ言葉を並べれば、そこから引用しているので当然ですが・・・。いや、当局以外にも引っ張っている人がたくさんいるのかも知れない(笑。
しかし、なぜ「濡れネズミ」なのか、それが問題だ。「なぜ」は最低3回繰り返す必要がある(笑。この表現は、ふかふかの?毛のネズミがずぶ濡れになると、毛が張り付くようにしぼんでいかにも哀れな姿に見えることから、人が衣服を着たままずぶ濡れになった時の哀れな姿、可哀そうなイメージを出すことがポイントである(笑。・・・そんなこと、わざわざ解説されなくてもわかりますが。
しかし、なぜ濡れウサギや濡れネコではダメなのか?濡れネズミがもっとも貧相ということだろうか。
さらにもう一回「なぜ」を繰り返せば、イグノーベル賞につながるような新たな発見も生まれるかもしれない(笑。
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落ちたら海中ドボンで、 全身濡れネズミですかね? |
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