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[白い航跡を描いてボートが進んでいく― 比屋定バンタより]



久米島あちこちQRV作戦

久米島には土曜日13時前に上陸。久米島でのメインイベントは、翌日曜日朝からの「はての浜」での運用だ。それまでは、昨年の対馬移動以来の「あちこちQRV作戦」の敢行だ。お約束通り、デジ簡運用も含んでいる。

 
  比屋定バンタ:
久米島上陸後の最初の運用ロケは、比屋定バンタだ。ここにはFBな展望台があり、景色も抜群だ。バンタとは崖の意味で、海抜200mの断崖絶壁である。午後もコンディションは好調だが、飛んでくる電波がない。かろうじてQSOできたのは、しずおかDD23局のみだ。ただ、こちらからは、他のエリアにも飛んでいたようではある。やはり水際の方がベターなのか?


 
  宇江城(うえぐすく)跡(21日午後):
ここは、海抜310m、基本的にはデジ簡メインのための運用ロケである。イメージ的には天空の城といった感じで、最近多数の人が押しかけている兵庫県朝来市の竹田城跡のミニチュア版のような感じだ。海抜300m超だけあって標高感も抜群だ。明日行く、はての浜も白く見えている(右写真)。CBの方ではアイチDI209局や九州数局が51~52で入感するが、呼べども届かない。CBが厳しいのは、ある意味想定通りなので、よしだ。デジ簡も数時間QRVするが、もちろんノーメリットである(笑。


   (写真なし)
  真泊港:
短時間QRV。山から下りてきてQRVしてみると、やはり聞こえる(笑。えひめCA34局がすぐに聞こえてくるが、こちらから呼んだり、呼ばれたりとどうもかみ合わない。結局QSOには至らないが、やまぐちLX16局よりお声掛けを頂く。さすがに漁港だけあって、ロケの印象は良い。


 
  奥武島畳石周辺:
畳石は亀甲状(もしくは畳型)に裂けた岩がジグソーパズルのようにある海岸で、観光スポットの一つである。夕方~夜にかけてQRVしてみるが、ホニャラのオンパレード。それは別にロケのせいではないが、GWと思えるほど(いや本当にGWか?)どのチャンネルも一杯に聞こえてくる(笑。 


 
  宇江城(うえぐすく)跡(22日早朝)
日曜日は、はての浜に渡る前に、計画通り早朝からデジ簡運用だ。昇りつつある朝日が海を金色に輝かせる。
このロケは、南から攻めるとカーナビに間違った情報がインプットされているので要注意、自衛隊の敷地内を通るようにナビゲートされる。もちろん、目的地を目と鼻の先にして、通ることはできない、Uターンだ。ぐるっと回って20分ほどロスして、5時40分からQRV・・・って、デジ簡でつながるはずないんですが。ましてイベントデーでもないのにそんな時間から運用している局はありません!! 7:30までQRVするも、本土向け5エレ八木はノーメリットだ。
CBでは8Chで、SSB漁業無線(6時からの定時放送)がかぶってきていた。




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(QSO局は最終ページにまとめて掲載しています。)


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