[最終日: 脇浜なぎさ公園]




AA169局はやってくるか?(笑

いよいよ母島からの運用最終日。といっても、船の出航は12時ちょうど、母島で残された時間は実質あと2、3時間程度だ。そのあとは父島に一旦上陸するのを除けば、基本MMが残されているだけである。

この日残されている大きなタスクの一つは、イワテAA169局とQSOできるか否かということである。いつも離島運用の最終日、AA169局は必ず飛ばしてこられる(笑。昨日の夕方くらいからそんなことが頭をよぎり始めていたのだが、QSOできるか否かはコンディション次第、神のみぞ知るである。AA169局さんとは、もちろん、連絡を取り合っているわけでも何でもないので尚更だ。

この二日間、7エリアはよく聞こえてきているようで、実はあまりよく聞こえていないというのが総合的な実感だ。昨日からそのことがやや気になっていた。調子がいいのは福島の海沿い、すなわち、とうきょうAD879局やふくしまBB29局、ふくしまAY01局などだ。それより北、及び内陸側にずれるほど、交信は難しくなってくる印象だ。イワテTK174局だけは例外だが、どんなロケから出られているのか、気になるところだ。

TK174局さんは一関のはずなので、AA169局さんとは近いはず・・・、といったことが一方で期待を持たせる。朝8時前から「ベスポジ」からワッチ&CQを繰り返す・・・、残念ながらAA169局からの入感はない。去年の南大東島のようにはうまくはいかないようだ(笑。コンディションは朝としては滞在期間中最も悪いようで、7エリアどころか、殆どどこも聞こえてこない。

結局午前中かろうじてつながったのは、僅か5局ほどで、1エリア埼玉までが精いっぱい、しかも内3局は、ははじま丸に乗船する直前の11時を過ぎてからだ。後から掲示板で確認すると、朝からきっちりAA169局は出られていたようだ、残念!!!


 
最終日朝イチは、なぎさ公園の砂浜でQRV(左)、その後ベスポジで入感を待つが・・・。
防波堤でQRVしていると、とうとう、ははじま丸がお迎えにやってきた(右)。出航まで、残りあと2時間ちょっと、AA169局は飛来するのか?
 





母島⇒父島のMMに入る





これまで沖縄の離島で何度も運用しているので、フェリーからのMMは少なからず経験している。その経験則から言えば、当局の能力の無さもあるが、MMはなかなか「難しい」場合が多い。自称「史上最高難易度のQSO」(笑)を経験したのは、沖縄本島から伊平屋島に向かうMMだし、渡名喜島から久米島に向かうMMでも同様の経験をしている。すべて運用記には書いていないだけで、だいたいMMはそんな場合が普通だ。今回ここに来るときの父島⇒母島のMMは非常に好調?だったが、それはむしろ例外だ。

「難しい」、とはどういうことかというと、①天然ノイズが上がる、②弱い信号も聞こえる、②こちらからは比較的強く飛ぶ、という三点に集約される。更に細かいことを言うならば、風きり音や、船の走行音?も邪魔になる。要は陸地ならひょっとしたら拾えない信号も聞こえてしまうのである。こちらは聞こえてくる信号の解読に躍起になっている一方で、そのくせ、向こうには思いっきり届いているという状況だ。

こちらからのレポートはだいたい51だが、87Rのボリュームは8~9まで回しているので、ひょっとしたら陸地では拾い切れていない信号もあるのかもしれない。しかし幸いなのは、今日は信号が比較的途切れることがないことだ。限界スレスレで持続している。パタリと聞こえなくなくなることはないのだ。それでも合法局が5~6局被さって入ってくるので、コールサインは解読不能で必然的にロングスタンバイになる。その間も天然ノイズと走行音との闘いだ。

ひょっとした隙間に、YLステーションの声が入感してくる。ナガノK2局だ。なんとなく、直感的に今回もお待たせしてしまった予感がする(笑。「今回も」、というのは、昨年の南大東島移動でもかなりお待たせしてしまったからである。開口一番「お待たせして申し訳ありません」からQSOを始めるが、それは本来すべての局長さんに申し上げるべきことだっただろう。

 
母島沖港を出港。運用していたベスポジの灯台は、海から見るとこんな感じ(左)。う~ん、やっぱり雰囲気的にベスポジっぽい?
父島には、乗り継ぎの、おがさわら丸が待っている(右)。
父島の超短時間運用からつながったのは、シズオカAR318局としずおかDD23局だ。特に、AR318局は父島からの波の到来に狙いを定めて、じっと待ち受けておられたようだ。14時過ぎと言う時間が時間だけに、コンディション的に奇跡的、つながってよかった(笑。
 





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