10 D




   優雅な時間





東屋より 


 車を借りたら、さっそくロケチェックがてら、QRVポイントに向かってみる。今回も目を付けているのは、島の東岸から北岸にかけたビーチや海浜公園である。いずれも本土向け、東北方向に開けた場所だ。

チェックリストに従い(笑、まずは、メイン運用場所として狙っている、徳之島でも二番目に?有名な「畔(あぜ)プリンスビーチ」に向かってみる。

ここはビーチの入り口に芝生の広場と屋根付き野外ステージがあり、ステージではなんとかQRVできそうだが、さすがにこの雨だと吹き込んできそうだ。続いて「里久浜ビーチ」(りくばまビーチ)に向かってみるが、ここはまさしく海水浴場、あいにく雨をしのぎながらQRVできそうな場所や構築物はない。

幸いロケを探し回っている間に雨は小降りになってきた。しかも時折雨が停止する。一週間ぐらい降り続きそうではないようなので少しホッとするが、それにしても変化が激しい天気だ。路面を見ると、雨がほとんど降っていなかった場所もあるようで、ワンコがひとり、道の真ん中でのんびりと優雅な時間を過ごしている。

3か所目、「下久志海岸公園」(しもくしかいがんこうえん)は、いかにも海浜公園よろしく、なんと東屋がいくつかあるではないか。しかも、駐車場から水際も東屋も10m以内の至近距離だ。こんなうってつけの場所はない、まさに雨の日の当局のために徳之島町が用意してくれた場所か?(爆)(=そんなことありません。)

小雨の中、さっそく東屋に陣取ってQRV開始だ。

まずは87Rでコンディションチェック。東屋には二つのタイプがある。飛び受けが、がくんと落ちるタイプと、全く影響を受けないタイプだ。受信してみると、東屋の屋根もなんのその、全く関係なしに入感してくる。屋根で入感レベルが落ちている印象は全くない。う~む、これは行けそうだ。コンディションの方も上がり気味だ。風もないので、東屋への吹き込みも全くない。さっそく7208DXを投入だ。今日の天候からして、最初から7208DXを使えるとは思ってもみなかった。

最初にリグの持ち主、待機中だったしずおかDD23局、そしてミエTO103局・・・などと続いていく。送受、いずれも55~56程度で、屋根は飛びにも全く影響していない。アンテナはほとんど屋根に覆われてしまっているのだが・・・。

エリア的には1、0、9方向が調子がいいようだ。各局ほとんどが53程度以上、51や52というのがたまにしかない。さいたまUG100局は仕事帰りだろうか??武蔵野市からだ。悪石島を研究されていたようだが、いつか離島運用をされるのだろうか?(笑。水戸の隠居、ミトBB501局からもコールを頂く。今日も営農サンバーで快調にご出陣だろうか?(笑。


 





前ページ  次ページ     



© Nagoya YK221

 2022 徳之島