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山頂より 


 アポイ岳は不思議な山で、6合目くらいから森林限界のような植生になるのだが、山頂の周りは再び白樺?林に覆われるという面白い山だ。さすがに人気のある山だけに、山頂には常に5、6人の方がおられるイメージか。

天気は曇り時々晴れ、その時々下りてくる日差しが、白樺の林の中にさしこんでくると、まるで高原の中にいるような清涼感を漂わせる。(=前項、冒頭写真) 小さな祠もある山頂は広めなので、登山者の邪魔にはならずQRVするには好都合だ。白樺林を眺めつつ、その清涼感を味わいながら87Rを展開、QRVを開始する。



コンディションはまだ続いてはいるようだが、さすがにもう10時になろうかという時刻、落ちきってはいないものの各局入感が薄い。というより、こちらからの飛びが相当悪くなっているようで、聞こえてくる局がある割には、全く飛んでいかない。そんな中、ひょうごHM76局、ポータブル4のやまぐちLX16にはこちらからも届いたようで、なんとか2局とQSOを完了。これでアポイ岳山頂からEs QSOするという目標は達成だ。

ワッチを続けていると、釧路で運用中のヨコハマGA422局の信号が入感してくる。41ぐらいだろうか。ここから釧路までGWで通じるのだろうか???Esでお忙しそうなので、後からお声がけしようと思ったのだが、いつの間にか聞こえなくなってしまった(笑。



山頂からEs QSOできたので、SVの目的の半分以上は達成できたような感じだが(笑、アポイ岳を満喫後は、午後のオープン狙いで、様似町にあるビーチに運用に出かけてみる。「親子岩ふれ愛ビーチ」と呼ばれる海水浴場だ。みなさん家族連れで浜辺にテントを広げて海水浴をしたり、ビーチでFBな時間を過ごされているようだ。

無線的にも砂浜の間際までベンチがあったりして、寛ぎながらのQRVが可能だ。ただ、コンディションは上がったり下がったり不安定、特定の局が強く入感する時はあるものの、やはりこちらからはなかなか飛んでいかない状況のようである。

ただ当局的には、山を楽しんだ後に、ボケーと海を眺めながら時間を過ごせるという、一粒で二度おいしい、贅沢なひと時が過ぎていく。


17時近くになると、同じ北海道?のイワテB73局が55で入感してくる。近場にでもおられるのか?しかし、少しQSBがかかった信号の聞こえ方は明らかにEsだ。B73局の行動は全く把握しているわけではないが、SVのB73局といえば、いつもなら稚内あたりの道北で運用しているはず・・・。道内のEs QSOか?そういえば、礼文島のれぶんQA9局も一瞬入感してきていた気がするが、やはり空耳ではなかったようだ(笑。

砂浜にはテントもなくなり、いつの間にか、誰もいなくなった。
やがて太陽は姿を見せることもなく、少しだけ海を輝かせながら、傾いていった。






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 SV2021 アポイ岳