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  道の先、見えてきたのは白亜の灯台でした。                       (焼尻島)




展望台 


 焼尻周辺に鮭の本場があるのかどうかは知らないが、なぜかいくら丼はあまりに新鮮だった。ウニは先週前半の時化の影響で、入荷がないらしい。二色丼は残念ながら注文不可だ。

13時半過ぎからは鷹の巣園地にQRVしてみる。鷹の巣園地は、本運用記冒頭で触れた、学生時代に友人と訪れた記憶の残る場所だ。今朝5時半に様子を見に来た時行われていた草刈りは、すっかり終了しているようだ。天に突き出たこの場所には、展望用のベンチもある。ここは360度の景色を楽しめる場所だ。

景観的に一番気になるこの場所は、おととい焼尻上陸後に最初にやってきた場所でもある。折しもEs局がいくつか51程度で入感していたが、87Rで応答する当局の電波はなぜか相手には全く届かないという状況だった。景色は最高だが、高台なのでロケ的にどうなのか気になるところだ。

最初は探るように87Rで電波を出してみる。・・・ん~、今日はおとといと違って結構反応がありそうな感じだ。

最初につながったのはナラAA726局だ。「やっとつながりましたよ~」という言葉が印象的だが、ということは午前中もかなりお呼びいただいたようだ。申し訳ない。どうやらいけそうなので今度はNTS115を車のルーフに設置、持久体制に入る。鳥取県境港からは、トットリAJ683局も強力に入感してくる。NTS115はルーフでもう少しアース効果が出るのかと思ったが、意外と送信時の出力効率?はほかの場合と同じだ。当局の場合、メーターはいつも基本「5」で、時々「6」が点灯するかしないかである(笑。これはルーフの上でも変わらない。もともと筐体はアルミ製ではなく鉄なので、あまりルーフの影響は受けないのかもしれない。アースという意味では、むしろ電源や外部スピーカーケーブルの這わせ方の方が影響が大きいようだ。


 


それにしても空が青すぎる。海も青すぎる。

折角なので、展望場所に移動、ベンチでくつろぎながらワッチ体制に入ってみる。東の方を眺めると、島の灯台の向こうに海峡を隔てて、本島の陸地が見える。景色も風もどこまでも研ぎ澄まされているようだ。

しばらく景色を満喫していると、珍しく、中年のハイカーが一人やってくる。トレランでもやっていそうな、屈強そう、かつ軽快ないでたちだ。
「これ無線機ですか?どれくらいまで飛ぶもんですかね?」
「そうですね~、まあ、今日はコンディションがいいんで、こんなもんでも日本全国飛びますよ。アマチュア無線と違って、免許の要らないやつですが。」
どうも、このおもちゃのような機械の外観と、「日本全国」という言葉がいかにも不釣り合いのように見えるらしい。合点はいっていないようだ。
「昨日も天売にいましたよ。なんでも北海道中をずっと移動しまくっているそうで、昨日は一日中天売でやっているみたいです。」

当局も昨日は天売にいたが、そのようなアマチュア無線家には出会わなかった。こちらは港の突堤の先端に7時間弱居ただけなので、会わなかったのは無理もないが、物好きなオッサンはどこにでもいるものだ(笑。

SVは公式には15時で終了だ。鷹の巣園地から、白浜海岸方向へと、台地の上を続く道を進んでいくと、道が海の中へ進入していくように見える。

この次、こんな景色に再び出会えるのはいつの日だろうか。

185QSO TNX!!




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 SV 2020 焼尻・天売