飽きるまでいたい、をやりに来ました。                          (能取岬灯台)




能取岬 


 朝6時、網走方面からの県道を右折し、最後に灯台への一本道を走っていくと、やがて緩やかに下っていく坂の先に、薄くかかったガスの向こうから灯台の影形が徐々に明確になってくる。大正6年(1917年)に最初に建てられたというその灯台は、白と黒の横じま模様のようだ。

昨日の夜、ここに下見に来たときは、陸地に向かっては限られた光しか差し込まぬよう、細い線となった白い光が、静かに回転しているだけだった。風の音だけが聞こえていた。暗闇ながら、何もないことだけは分かったが、こうやって朝来てみると、天空に向かってあまりにオープンになったこの場所の光景に、心も一気に解放される。すばらしい場所だ。

 

朝のコンディションはどうなのか?30分ぐらいワッチを続けているがまだ合法の入感はない。岬を訪れる訪問客もまだほとんどいない。7時になったころ、少しずつ雲が薄くなって、ようやく地面に光が届き始める。うすいながらも合法局もかすりだしてくる。各局そろそろ動き出してきたか?CQを出してみるとイワテIW123局からコールがかかる。7:06分、最初は7エリアだ。お互い「お久しぶりですね~」という挨拶から始まる。

IW123局はQSBもなく非常に安定している。信号も強力だ。RS54/54。しかし、相性がいいのは7だけなのか、それとも時間のわずかな経過によるコンディションの違いなのか、1エリア、よこはまMK71局、カワサキCH101局などは、QSBですっ飛んでしまう隙間ができてくる。どこにいても?だいたい比較的強力に入感してくるさいたまFL20局も、52QSBだ。

2エリアからは、なごやCE79局が強力に入感してくるが、こちらからの飛びはいまいちのようで取るのに苦労されている。今日はアサイチが頂点のようでそこからはどんどん下り坂、チバCB750局には51を送るも、QSOならずだ。どうも安定しない。

今日はまだ金曜日、朝の出勤、朝練アワーを過ぎると入感もほとんどなくなってくる。しかしこの岬に降り注ぐ光は、どんどん増えてきた。しばらくこの能取岬の解放感を満喫し、いよいよ今年のサブテーマである「チミケップ湖でランチ」へ出かけてみる。

 


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(QSO局は最終ページにまとめて掲載しています。)



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 SV 2019 尻羽岬
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