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[渡嘉敷島 阿波連ビーチ入口にて]


ケラマ・ブルー

阿波連ビーチ(あはれんビーチ)の入口には、パラソルやシュノーケリング用具のレンタル店が並ぶ。これまでの沖縄では出会ったことがないような「ビーチらしさ」だ。先へ進むと、緩やかに下る坂道の向こうに、色鮮やかな海面が顔を見せる。これがケラマ・ブルーなのか?いや、ケラマ・ブルーというのは、海の中の色を指すのかもしれないが、確かにこれまでの沖縄では見たことがないような色鮮やかな青の色だ。神々しく宝石のようにどこまでも光り輝く水色である。

昨年(2014年)の渡名喜島運用では、「群青色」が一つのテーマだったが、その主体となる青色は、渡名喜島から少し離れただけの慶良間諸島ではまた、独特の特色を持っているようだ。この色を実際に目にすると、世界中からこの海を求めてダイバーが集まってくるのもうなずける。

慶良間諸島は2014年3月5日に指定された、日本で最も新しい国立公園である。3月5日というのは、サンゴの日にちなむらしい。慶良間諸島はもともとは沖縄本島の北部の山脈とつながっていたそうで、その後大地が沈降してできた島嶼らしい。大小30の島々が浮かぶ諸島で、島の内側はリアス式の海岸となっている。したがって、白砂の優美なビーチのほかに、断崖絶壁の雄々しい海蝕崖も併せ持つ島々である。

今回の運用はこの最も新しい国立公園、慶良間諸島の島々のうち、渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島の3島からの運用だ。別に運用場所にこだわるわけではないが、果たして3島制覇される局長さんはおられるのだろうか?

那覇から渡嘉敷島へのMM、みやぎIT03局とのQSOから今年の沖縄運用は始まった。





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