馬鼻埼

午後からは、島の北西部に広がる馬鼻埼にQRVポイントを移してみる。ここも基本的には断崖絶壁の海にせり出た牧草地だが、馬と人との垣根は全くない。(物理的な垣根もない。)今回は傍らに707を設置して、寝転びながらのワッチだ(笑。フェンスなどは一切ないので、一歩誤ると崖の下だが、そこに覗いている海の色にそんな雑念は一切払拭されてしまう。

8Chは合法局の入感はないが、めずらしく違法がかすかにかぶってきている。CQを時々飛ばしてみるが、反応はない。寝転びながらワッチしていると、どうも30分おきくらいでコンディションが上がったり下がったりしているようで、それにあわせて違法が入感してきたり、聞こえなくなったりする。本来、本土とはもっともつながりにくい時間帯だが、違法がきこえるということはコンディションは悪くないはずだ。しかしウィークデーなのでつながらないのは致し方ない。加えて、本土のほうはどうも大雨になっているようだ。



日本で最後の夕日


17時以降のコンディションアップに期待し、更に島の西部の「日本最後の夕日が見える丘」に移動、ワッチ体制に入る。予想通り、17時前くらいから、違法が少しずつかぶり始めてくる。これから上がってくるのか?17時過ぎ、1エリアからか細くCQが入り始める。まだまだ弱いので、しばらくワッチだ。信号の断片を全てつなぎ合わせると、カナガワAC288局/平塚のCQのようだ。しばらくすると、沖縄本島のコウベAA995局が入感してくる。AC288局に何度もレポートを求めているので、AC288局とつながったようである。八重山で沖縄本島の移動局を聞くのは初めてである。信号はピークS3くらいまで振ってくる。少し時間を置いてから、AA995局を呼んでみるが、既に落ちているようで全く反応がない。

コンディションはいつまでたっても上がりきらないようで、のらりくらりだ。普段なら18時~19時位がピークになるはずだ。「2週間前だったらこんなことはないんだろうけどなぁ~」と思ってみたりするが、今は身を任せるままだ(笑。

左:日本最後の夕日が見える丘からは、西埼が見える。




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