天気がよいので、朝のうちに写真撮影を、と思っていたが、なかなかそういうわけにはいかない。QRV1時間程度で、8局とQSOを完了する。
その後も10時過ぎまでCDXは絶好調で、シズオカAD964局の電波もガツンと入ってくる。AD964局には、3日間連続してQSOして頂いたが、QSBはあるものの、今日は最も強力な入感だった。なごやCE79局の変調音も輪郭がしっかりと聞こえ、短いQSOながら、いつものお声の音質が良く伝わってくる。
9時頃には、本州の某局から、北海道の知床半島で運用されている、いたばしAB303局が当局を必死に?呼ばれているとのレポートを頂き、注意深く音を探ってみるが、残念ながら、ピュルルン系ノイズが激しくて確認することができない。ノイズの陰で当局の方にも入感していたのかもしれないが、QSOできていれば、日本列島の北と南の端で、すばらしいQSOとなっていたかもしれない。しかし、その距離で、聞こえてくる(当局は確認できなかったが)という事実だけで、改めてCBの醍醐味を感じる。
今日も交信が開けるエリアは、ミエA469局の5エリアを含め、2、3、4、5エリア近辺のようだった。ホップ等の関係上、なかなか距離的に1エリア以北は難しいのかなぁ~という思いが増してくる。
しかし、CDXが良いとき特有のノイズは絶好調だった。8Ch を聞いていると、ノイズとQSBに混じって、チバ・アルファエコー・・・のコールサインが浮かび上がってくる。すかさずコールしたり、CQを繰り出したりしていると、漸くつながるが、ノイズとQSBに潰れてなかなか、コールの数字が取れない。やがて「366」をはっきり確認、レポート交換を完了し、QSOが成立する。
11時を過ぎると、CDXは急降下、昼に向かって8Chはノイズも納まり殆ど何も聞こえなくなってくる。それでもダメもとでCQを出していると、12時過ぎにカゴシマSS167局より応答を頂く。RS54/55と強力で、明らかに本州方面への電波の飛び方/飛来の仕方と異なる聞こえ方だ。仮に2、3エリア方面を2ホップ(2回もホップしているとは思えないが)とすれば、明らかに1回反射の通常のEsの飛び方だ。
リグの横で手持ち無沙汰にしていると、声をかけてくる人がいる。
「あれっ、この間とは違う無線機だね~。」
むむ・・・。一瞬わからなかったが、おとつい声をかけてきたおじさんだ。しかし、なかなか目ざとい。この間はICB-770、今日はICB-707を使用していた。
「2台持ってきてるの?」
「いえ、3台です。」(笑)
3日間もこの島にいるということは...国際カジキ釣り大会の関係者だろうか・・・。