【どこか心が鎮まる竹林: 竹寺にて】 





ビッタカメラで何を買う??



最近は、日用品や文房具も売っているようなので、「Tombi」鉛筆の「MOMO」消しゴムや、「Camps」のノートを買うのもよいかもしれない。いや、本来の販売品目に戻って、「OCASI」の腕時計でも買おうか?

トンボ鉛筆のMONOといえば、青、白、黒のストライプの、一目でわかる独自の鮮明なデザインが印象的だ。その「消し味」の良さから、消しゴムのほぼデファクトスタンダードになっているといってもよいかもしれない。

トンボのウェブサイトなどによれば、もともとは1967年、高級鉛筆のMONOを販売した時に、鉛筆1ダースパッケージに1個、おまけとしてつけられたのが始まりらしい。ただその性能の良さから、評判になり、製品化されて販売に至ったのだという。それ以来、その色あせないデザインとともにロングセラーを続けていることは周知のとおりである。アイデンティティーの確保のため、三色柄も色商標として登録されているらしい。


年も明ければ、次に待ち遠しいのは春の到来だ。関東では、春先に南岸沿いを低気圧が移動する際に、よく雪が降る。小雪が舞い降りる中、新宿の「ビッタカメラ」で「MOMO」の消しゴムを買い、「少年ジャプン」を読みながら大宮に移動、「LUNIME」や「二省堂書店」をぶらつき、JR両毛線岩船駅へと向かおうか???・・・。

新海監督作品の映画『秒速5センチメートル』の桜花抄で登場するのが上記の「 」の製品やお店だ。最初にこの映画を見たとき、新海監督、なかなかやるなぁ~とニヤリとしたものだ。別にユーモアからではなく、必要に迫られて名前を変更しているのかもしれないが、他にも、「Tambow」製の「NOMO」消しゴムや、STARBERKS COFFEE、MCDonalge、Family Nart・・・などなど盛りだくさんだ。それにしても、ビッタカメラとは、バッタものでも売ってそうな雰囲気である(笑。




OADがスタート・・・・・したのは、先月のことでした




 【静かな境内を、風鈴の音が風に乗って渡っていった・・・。】 




竹寺に行ってみる



ということで???、23年末、最後の運用は竹寺(埼玉県飯能市)である。もともとは、久々に高水山(東京都青梅市)で運用しようと向かったのだが、林道入り口に着いてみると、どうやら林道が修復工事中のようで車で上がることができないようだ。以前にもこの林道は長い間通行不能の期間があったが、地球温暖化の影響からか、最近は降雨災害等の被害を受けやすくなっているようだ。

すると、昨年同様、代替運用場所の選択肢としてすぐに浮かんでくるのは、子の権現(ねのごんげん)か、このところ何年も年末運用を行っているツツジ山である。

車の中でこの二つで悩んだところまでは去年と同じだが、今年は一歩?前進して、竹寺に向かってみることにしよう。竹寺は以前から来たかった場所ではあるが、奥武蔵にはもっと標高が高い場所がいくらでもあるので、なかなかチャンスがなく、これは良い機会である。

竹寺は西暦857年の開山とのことだが、現在は神仏習合のお寺である。子の権現の南2Kmほどにあり、いわば同じ地域にあるのだが、子の権現が良く知られている割には、竹寺はあまり知られていない。

以前から運用場所として目を付けているのは、お寺の鐘楼で、標高580mほどの場所である。竹寺の境内ではあるが、本殿から5分ほど山を登る必要がある。

朝、快晴の光の中、寺の門をくぐると、思った以上に静かな佇まいである。みそかの土曜日なので、さすがに朝からは参拝者はいないようだ。

少しだけ山を登って、鐘楼前でQRV開始である。立派な鐘をひとつだけ撞いて、さっそくリグのセッティングにかかる。ここは特に東方向の視界が開けており飯能~入間方面の街並みもよく見えている。ビッタカメラはないようだが、代わりに飯能の中心街にある、まるひろ百貨店が見えているようだ。

おまけに、その開けた方向に向かってベンチと横長の小さなテーブルがいくつかあるので、リグを置いて運用するにはもってこいである。とりあえず他人が来るまでは・・・・と、テーブル上で開局させていただく。

 
 

実は出ていた各オン


今日のメインリグは、ブラックバード(BB)である。10月に赤久縄山(群馬県神流町)から運用した際、さいたまFL20局が、「いいですよ~、もう一度見直しては???」と盛んに勧められていたのがきっかけだ。世間(当局も含む)では評価が低いBBだが、「本気で使ってみれば意外といいですよ、十分使えますョ」、というのがその推奨のお言葉だ(笑。そこで当局も久々に確認してみることにしたのではある。

各オンでの、P810Aを使用した運用
(西御荷鉾山山頂)
もっとも、FL20局のお言葉に従い、11月3日の各オンでも実は既にチェックしていた。ロケは群馬県神流町の西御荷鉾山だ。ただし、各オンでは高速の渋滞で現着がかなり遅くなってしまったため、十分に確認できていない。(したがって、運用記は記していない。)

BBのAF出力は小さいことには変わりはないので、各オンでの目的はAFアンプ付外部スピーカーがどの程度必要なのか、確認するのが主な目的で、第一電波のP810A持参だった。まずはP810Aで試してみて、BB自体が基本的にいけそうであれば、アンプと電源を内蔵した小型スピーカーを自作することが念頭にあったためである。

今回は、アンプなしの外部スピーカーで試してみて、あわよくば、能率高めのスピーカーを新作・使用することで、アンプなしでもいけそうにないか、確認するのが目的だ。アンプあり/なし、いずれにしても、BBの基本性能自体が高い(使用に堪える)ことが前提となる。基本的にS/Nが悪ければ、アンプがあっても価値はない。


さて、今日の運用は?


11月3日の各オンでは、海外ノイズなどが異様にあがっており、非常に聞きづらい状況だったが、今日は比較的静かだ。スイッチオンで、8ChではイワテB73局がフラフラと入感している。

最初につながったのは、たまたまだが、BBの再試験のきっかけとなった、当のさいたまFL20局である。東松山からだ。RS53/55。比較的静かなコンディションだが・・・、やはり「聴きづらい」んですが(笑。今日は自作の外部スピーカー使用で、内蔵スピーカーより能率は高いので、ボリュームは内蔵スピーカーほどまでは上げなくても済むものの、それでももちろん格段の差異が出るわけではない。

つづいて、さいたまCY55局(東松山市)、そして千葉県木更津港のちばTK29局である。CY55局は53/53、TK29局は54/55だ。ん~、別に使えないわけではないが・・・、やはり「聴きづらい」んですが。音量問題はさておき、この「聴きづらい」が意味するところは何かといえば、なかなか表現しづらいが、端的に言うと、やはり聴感上のS/Nが悪いということである。ボリュームをかなり回さないと音量が小さすぎるのは言うまでもないが、かといって大きくしようとすると、回しきる手前で相当にアンプからのひずみが増大する。もちろん信号以外のノイズも相当大きくなる。これが歪み以上に気になるのだ。

「感度」的には高いのかもしれないが、その分余計な音が聞こえすぎる。いわゆるFilterも帯域幅2KHzから3KHzの間を試してみるが、痛しかゆしだ。単に帯域を絞ればよいというものでもなく、広い方が聴きやすい場合もある。2KHz以下は別の傾向になるのかもしれないが、あえて試すことはしない。「基本性能」とは言い難いからだ。

野外運用を常用とするCB機としては、AF出力は圧倒的に不足している。野外では我々が考える以上に騒々しい環境下にある。室内で聞くのとは大違いだ。したがって、BBではアンプが必要かどうかと問われれば、結論としては必要だと答える以外にない。ただし、それはS/Nなどを除いた、出力に限った話だ。S/Nも含めて考えると、また別の話になる。出力だけに関していえば、ポータブル系のリグでは、2W/8Ω(4W/4Ω)は最低限必要なレベルだと思われる。

BBはエアバンドや6mも聴けるようになっている。最近の11mでは、当局のように基本的にGW狙いで運用される局長さんはほとんどいないので、このことは「暇対策」としてBBのメリットの一つではある。毎回恒例になっている羽田のタワー管制を、今日はBBでチェックしてみる。

相変わらずC/D滑走路(124.350MHz)のタワー管制のみ異様に強く57~58である。A滑走路(118.1MHz)は41~51なので、これまでの結果と同じく大きな差だ。アプローチ(119.650/119.4MHz)が51、ディパーチャー(120.8 MHz)が53といったところである。

もともとBBはエアバンドは専門外なので、通常のレシーバーより感度が劣っていることを考えると、C/D滑走路のS8はかなりの強さである。なおBBはエアバンド受信時は、アンテナが1/4λに近い長さ、具体的には下から3段+4段目の半分~4段目フルまでの長さに縮めたときの方が、2m近くのフル展開時より、S強度が1~1.5程度上昇する。

 左、中): 鐘楼脇でQRV。 右): 羽田空港、C/D滑走路タワー管制受信中。写真のSはアンテナフル展開時。


最後は87R?


竹寺は、あまり知られていないせいか、やはり訪問客も少ない。朝から昼までで、ここ鐘楼に現れたのは3人と1組の人たちだけだ。この鐘楼は稜線上にあるので、子の権現の方と名栗の集落を結ぶハイキングコースにもなっている。下(=名栗集落)から歩いてきて移動しながら運用するのもよいのかもしれない。

正午前後から、海外ノイズがかなり上がりだしてきた。BBのSメーターをひっきりなしに振らせている。そろそろ撤収しようかという頃、5ChでCQを出してみると、トウキョウ・クエスチョン局から応答がある。しかしノイズの上がり下がりで、どうしてもコールサインがとり切れない。信号自体はそれほど弱くはないはずだが、余計な音が聞こえすぎてノイズに埋もれてしまうのだ。

今日は最後までBBを使うつもりだったが、やむなくザックから急いで87Rを取り出す。スイッチをオンすると・・・BBより全然静かなんですが・・・(笑。トウキョウ・クエスチョン局には、リグを交換するといったことは全く伝えずに一旦QRTしてしまったが、改めて87RでCQを出してみると、今度ははっきりと入感がある。全然聴きやすいんですが・・・(笑。しかも、5Chから4Chに勝手にQSYして出直したにも関わらず、トウキョウ・クエスチョン局は見事に捕獲してコールしてくれる。

コールいただいたのは、トウキョウJB430局、瑞穂町からだ。年末の買い物の途中で、ショッピングセンターの屋上からコールしてくれたようだ。TNX!!JB430局。

やはり、聴感上のS/Nは87Rの方が圧倒的に上だ(笑。したがって、今のところ、これまでのBBの印象はなんら変わらず、ぬぐい切れていない。もっとも、サイドバンドでの受信などはまだまだだ。

・・・ということで、ビッタカメラに通いつつ?、少なくとも春先の小雪が舞い降りるまではBBの修業を続けてみよう(笑。


10QSO、各局TNX!! (2024/1/3)

(文中敬称略)



本日のパティスリー: テロワール (青梅市)
  「まるごと苺ショート」と「レアチーズ」:
 レアチーズケーキは、さっぱり系のさわやかな味わい。イートインが可能なのはありがたい。



運用データ


 
■運用日時・場所:
 
  ・2023年12月30日(土) 
    9:00~12:55 埼玉県飯能市
             竹寺 鐘楼 (標高581m)

 ■使用&装備リグ:
   CB : ブラックバード (Polaris)
       ICB-87R (SONY/ラジックス改新技適)
   LCR: DJ-PV1D (アルインコ) + SRH140D (第一電波)
 ■使用&装備電源(CB機)
   リチウムイオン電池:
     11.1V/4.2Ah

   リチウムイオンポリマー電池:
     11.1V/1.5Ah

 




QSO局
10QSO TNX!!
  
(敬称略)

2023年12月30日(土) 快晴     
さいたまFL20/埼玉県東松山市 53/55 さいたまCY55/埼玉県東松山市 53/53
ちばTK29/千葉県木更津市木更津港 54/55 チバKS165/千葉県木更津市木更津港 52/54
つくばF3/茨城県宝篋山(90Km ) 59/59 つくばA3/茨城県宝篋山 59/M5
さいたまUR2/埼玉県所沢市(22Km) 56/M5  じょうそうSI273/茨城県宝篋山(90Km) 59/M5
トウキョウJB430/東京都瑞穂町 55/53  さいたまUR2/埼玉県所沢市  57/M5 
   
注: 距離表示があるのはデジコミ(LCR)による交信





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