2007年10月7日、その日、濃霧の伊吹山で、ICB-707を使って運用していた。たまたまリグには、珍しく乾電池が入っていた。いつものように外部電源で運用しながら、プラグを抜き差ししてみると…。どのようにコードを取り回しても、なんと電池のほうがSが2つ以上よいではないか。といっても耳Sは一緒、本当にどれだけ向上しているかは不明なのだが……。
CB機を運用していると、どうしても気になるのが電源である。CB機では、リグ自体はいじることができないので、少しでも工夫できるところはないかと、やはり電源をいじることを考えてみたくなる。効率よく電波を飛ばそうと、オキシライド電池を使って少しでも多くの電流を流そうとしたり、各局知恵を絞っている。その一方で、電池の減り具合などにはいっこうに無頓着、飛びが悪くなってから初めて電池を換えてなかったことに気付いた、などどいうおおらかな局もあり、各局千差万別であるからおもしろい。乾電池にあっては、オキシライドの他に、金パナがよいだとか、100円ショップ電池でも、XブランドはだめだがYブランドはOKだとか、いろいろと興味深い実験も尽きない。
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