別に、電池や電源に取り立てて興味があるわけでもないのだが(笑)、なぜか最近この種の記述が多くなってしまった。

ということで、なぜか今回も電池の話。

これまでCB機用途では、唯一87R系のリグ(87R、880T、87H等)のみ乾電池を使用してきたが、最近単三型のリチウムイオン電池を手に入れたので、これで87R用の電池を作ってみる。「作る」と言っても、「作る」と言うに値せず。1セルでは満充電時4.2Vなので3本直列にするだけで、電極をつけた擬似単三電池のスペーサーをつけるだけだ。

使用したリチウムイオン電池は14500タイプで、単三型に似せたサイズになっている。(14500とは、最初の二桁が径を、後ろ3桁が長さを表す。)容量は900mAと、余り根性はないが、それでも単三乾電池などよりかははるかに実容量は大きい。(下グラフ参照)パナソニックなどが、造っているセルならばもっと高性能になると思われるが、これは海外メーカー品だ。ただし、一応保護回路が内蔵されている。電池には「…with PCB」と書いてあるので、一瞬あわてるが、PCBは、Protection Circuit Boardのことらしい。

単三サイズに似せてはあるが、このサイズはわずかに乾電池より長さが長い。87R系の電池ボックスでいくと、通常は乾電池を3本入れる両端の列は、電池が長すぎる(=乾電池との誤差が3倍になる)ため3本は入らない。ムリやり入れようとすれば入るが、精神衛生上よくない。しかし、真ん中の列はもともと2本収納用なので、2本だと乾電池との誤差が少なくなる分、キッチリ入れることが可能である。したがって入れようと思えば、2本×3列で最大6本は入る。よって、スペーサーと電池間のつなぎ方を工夫すれば、並列にして1.8Ah化することも可能ではある。(当局は、今のところ電池3本のみ使用)

これでいよいよ87R 系もすべて乾電池卒業か??・・・いえいえ、まだまだ、単三も使い続けますょ。

                                         
('08/8)

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 前回E電池との比較

乾電池とリチウムイオンを比較するのはちょっと酷かもしれない。しかし最も身近な乾電池と比較するのが一番分かりやすい。


<下写真>

スペーサーにはφ15mmの円筒の木材を使用したが、15mmだと電池ボックス両端2列の下側の狭い部分には入らないので、かなり削る必要が出てくる。12~13mmがお奨めか。美的センスのない当局は、加工しやすい木材を使用したが、円筒のアクリルなどを使用するとビューティフルに仕上がると思われる。(笑  (「ビューティフル」という言葉も最近聞かなくなったなぁ~。)
もっとも、スペーサーを用意するのも面倒な方は、要らなくなった単三電池をそのままスペーサー代わりに使えば済む話だ。(=リチウムイオンを3本だけ使用する場合に限る。配線が1本必要なのは変わらない。)かなりきつくはなるが、入らないことはない。冒頭写真の回路なら閉になることはないので、乾電池をスペーサーとして使用しても悪影響はないが、液漏れには注意する必要がある。
くれぐれも、トランシーバーには一切、手を加えぬよう...。


3本使用でも、容量は十二分。

スペーサー




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さらば!?単三!?