[渡嘉敷島　トカシクビーチ：　707で受信体制に入る]

油断大敵？　（6/19日　渡嘉敷島）

トカシクビーチに戻り、707でワッチに入ってみる。そろそろお昼休み運用局が入ってきてもおかしくないのだが・・・。

11：45感なし・・・12：00感なし・・・。うん？？今日は調子が悪いのか？？？でも、ピュルルンは少しは聞こえてくるので、それほど悪くはなさそうだ。12：15近くになりようやくカゴシマステーションが入感し始める。QSBが激しい、薄めの入感だ。このレベルだと呼んでも無駄だろう。

その後も辛うじて聞こえてくるのはこの１局だけ。一応CQも時々繰り出してみるが、反応皆無だ・・・。

うん～、なんとなくどうもおかしい。しかし時間は矢のように経過していく。そうこうするうち、8Chモニター中の内地の某局よりショートメールが飛来する。『ウラソエ局入感中』（笑。（浦添は沖縄本島の地名）　いったい、何をしてるんだ！と言わんばかりである（笑。

でもこっちは、「静かちゃん」なんだけど・・・。本島までそれほど距離があるわけではないが、もちろん、ウラソエ局も聞こえてこない。

頭の中で呪文のように唱える。浦添から飛んで、ここから飛ばない・・・・そう、飛ばない・・・飛ばない・・飛ばない・うん？？？

よもや！！と振り返って改めてあたりを見回してみると、本州側は完全に山に囲まれている。つまりビーチは西に開けているのである。そんなことは百も承知だったが、油断していた。慌てて車に飛び乗り、山を越えて東に面した渡嘉敷港に移動、車を停めるや否や87Rで出したCQには、なんと一発で応答があるではないか（爆。ただ時すでに遅し。昼休みをはるかにオーバーしていた。ん～大失敗だ。ロケがこれほど影響するとは。某局のサポートがなかったら渡嘉敷島ではQSOゼロに終わっていたかもしれない。

トカシクビーチ：　海の色がなんともいえない・・・。
右写真は山側から見たところ。写真右手前側が本州方向になり、ビーチは完全に山に阻まれている。右奥、向こう側に見えるのは座間味島。

　　　　

（QSO局は最終ページにまとめて掲載しています。）