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[ビーチへの入り口― どんなビーチなのか、心躍る瞬間だ]



日本の渚百選?

はての浜から戻ったあとは、久米島のイーフビーチにQRVだ。イーフビーチは久米島の中でも人気のスポットだ!・・・・が、日曜日だというのにほとんど誰もいない(笑。いつも沖縄のビーチに来て感じるのは、「もったいない」の一言(笑。波照間島のニシ浜や、鳩間島の屋良浜などはその典型だ。もっともそれらはちょっと離島過ぎるか?そんなことより、「日本の渚百選」に選ばれているほどの、こんな綺麗な場所で無線をしているほうがもっと「もったいない」のかもしれない。

イーフビーチでのQSOはサイタマAB960局から始まった。「渚百選」の碑の前でくつろいでいると?いきなり静かだったはずの707に強力入感がある。耳S57。カゴシマSS167局を呼ぶAB960局の声だ。いつもローカルでお相手頂いているので聞きなれた声だ。さっそく波打ち際に移動、AB960局を呼ばせていただく。別にそのまま707で出てもよいのだが、どうも貧乏性のせいか、「87Rで水際で運用」という癖は治らない(笑。少しでもその方が飛び受けが良いと信じ込んでいるのである。

埼玉方面のパスが開けているようで、サイタマACクエスチョン局が取り切れなかったのが申し訳ないが、さいたまMK2局や、さいたまBB85局、イバラギAY48局などとつながる。ただQSBが激しく難しい入感だ。BB85局とも何度かやり取りしなければならない。そうかと思うとずっと待機していただいていた、シズオカAC703局からはここぞとばかりガツンと入感があり、ようやくQSOにこぎつける。AC703局にも、いつも沖縄運用ではスタンバイしていただいているのである。

不思議なのは、やまぐちLX16局とのQSOだ。LX16局とは久米島にきてからはすでに何度かQSOさせていただいているが、ほとんど常に、55程度で安定して厚く入感してくるのである。よほど久米島と岩国の相性が良いのか、いつでもローカルQSOしようと思えばできるような状態だ。この後も夜まで、他の局がほとんど聞こえなくなっても、3時間にわたりこの状態は続いていた。そんな中LX16局が8Chで気づかいされながら、CQやQSOされているのが印象的だ。EsなのかFなのか、面白い伝搬だ。

左:サイタマAB960局が突如飛来(笑。
中・右:夕方から夜は畳石「バーデハウス」前でQRV。ここでもLX16局がFBに入感する。



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(QSO局は最終ページにまとめて掲載しています。)


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