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与那国島
8
 2009沖縄
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夜、といっても与那国はまだ昼同様に明るいが、のDXタイムは予想通り18時前後から始まった。断崖の上でワッチしていると、まず、3エリアからハンシンAA727局のCQが入感してくる。ピーク52程度ある。いろいろ歩き回って場所を変えながらコールしてみるが、こちらからは届かない。やがて、代わりにイワテB73/2局のCQが入感し始める。こちらも、必死にコールするが、なかなか届かず、しばらくすると聞こえなくなってしまう。

いよいよ当局もCQの連発体制に移る。すると、再びB73局が入感しだし、ようやくQSOに成功する。この時QSBの山は結構強く、ピーク52/ピーク54だ。ただ、昨日とは逆で、コンディションは全般的に、こちらからの飛びより、本土からの飛びの方が勝っているようだった。続いて何局かにコールされているようだが、QSBが強くなかなかコールサインが取りきれない。QRZ?と聞いて回ることが多い中、シズオカCE33局が入感してくる。S2くらい振ってくるので、すかさずコールバックするものの、当局が最初の一声で「フクオカ・・・」と呼び間違えたせいか、残念ながらQSOに至らない。(CE33局、申し訳ありません。) 

CDXアップによるノイズも、かなりレベルを上げてくる。いろんな音が飛び交う中、4エリアからは、やまぐちBA18局、やまぐちAN77局、ヤマグチIA777局にピックアップいただき、立て続けにQSO頂く。どうやら同じ場所から運用されているようだ。5エリアからは、昨日に引き続きミエAA469局イワオさん、2エリアも2日連続となる、シズオカAD964局からコールを頂きQSOを完了する。AD964局は昨日より信号は安定しており、苦労することなくQSOを終えることができた。

今夕は、西の空の雲が多いものの、なんとか夕日が顔を覗かせそそうな雰囲気である。19:35分、西崎灯台の下で待ち構えていると、その片鱗を見せながら日は沈んでいく。しかし、今日は天気が良かったせいか、20時になっても東南の空と海は明るく優しい青色を浮かべていた。

コンディションは、やはり昨日とは逆で、20時を過ぎてからは、こちらからの飛びはよくないようで、CQに応答する局はない。ざわめきはあるものの、本土からの到来電波もなく、やがて静かな夜に突入して行った。すっかり暗くなった断崖から久部良港を眺めると、祭りの広場が明るく輝いて見える。祭りを盛り上げる音楽も風に乗ってよく聞こえてきていた。




西崎の夕暮れ

19:33
日本で最後の夕日が沈んでい
20:01
東南の空と海は三脚が要らな
いほどにまだ明るい。
20:03
ようやく灯台の明かりが輝いて
見える。


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